歌手木村徹二さんステージで魅了 北海道歌まつりin苫小牧開催

歌手木村徹二さんステージで魅了 北海道歌まつりin苫小牧開催
父親譲りの歌声で会場を沸かせた木村さん

 「歌で元気!北海道歌まつりin苫小牧」(実行委員会主催)が23日、苫小牧市文化会館(旭町)で開催された。苫小牧市や近郊のカラオケ愛好者36組が出演した他、昨年末の第65回日本レコード大賞・新人賞に輝いた歌手木村徹二さん(日本クラウン)のオンステージもあり、道内外から訪れた約300人を魅了した。

   前半は愛好者が自慢の歌声を披露。歌の雰囲気に合わせ、スーツで決めたり、華やかな着物やドレスに身を包んだり、股旅姿で語りも入れたりと、多彩な歌い手に大きな拍手が送られた。

   ステージ後半の木村さんは、演歌歌手の父鳥羽一郎さんの持ち歌「男の港」を歌い上げ、フリートークで笑いを誘った。レコ大新人賞の「二代目」や新曲「みだれ咲き」なども披露し、ファンクラブの法被を着た人やペンライトを揺らす観客とともに会場を盛り上げた。

   千歳市から夫婦で出演した鈴木艶子さん(80)は「ステージに立つと、歌手になったみたいで最高。木村さんの演歌も大好きで、お父さんに似た力強い歌声だった」と歌まつりを堪能していた。