総勢54人力強い歌声 市文化会館で民謡大会 三味線演奏も

総勢54人力強い歌声 市文化会館で民謡大会 三味線演奏も
力強い歌と演奏を披露する苫小牧地区連青年部

 苫小牧地区民謡連合会(高崎桂昇会長)は14日、市文化会館で民謡大会を開いた。苫小牧地区連選抜大会兼全道民謡決勝大会予選会の位置付けで、少年少女の部、寿年(74歳以上)の部、熟年(66~73歳)の部、一般の江差追分の部、北海道民謡の部など8部門に総勢54人が出場し、自慢の歌声を響かせた。各部門の優勝者は7月28日に恵庭市で開催される全道大会の出場権を獲得した。

   その後、高崎流観昇民謡連合会や若さあふれる苫小牧地区連青年部が歌と三味線などの演奏を披露。伊藤雅仁民謡三絃会による津軽三味線などのライブも行われ、温かい拍手に包まれた。

   幼年の部と幼年少年少女江差追分の部で2冠を達成した苫小牧拓進小2年の川上冬馬君(7)は「二つも賞を取れてうれしかった。もっと声量や息を続けられるように努力して、全道大会でも良い成績を残したい」と意気込んだ。