全道美術協会苫小牧地区(菊地章子地区長)の会員、会友らによる「全道展苫小牧地区展」が14日、苫小牧市民活動センター(若草町)で始まった。19日まで。
同展は6月12~23日に札幌市内で開かれる「全道展」を前に、制作活動の成果を披露する場として企画。会員7人、会友3人、一般13人の油彩画や水彩画、彫刻23点が並んでいる。
古代エジプトを表現した150号の油彩画「夢幻」やカラフルな陶器「望郷」などが目を引く。
彫刻「アフリカの少女」を出品した市内宮前町の藤沢紀世安さん(77)は「テレビでアフリカ難民の特集を見た時の少女の表情が印象に残り、彫塑で表現した」と話していた。
午前10時~午後6時(19日は午後4時まで)。