第15回からあげグランプリ(日本唐揚協会主催)の塩ダレ部門で金賞を受賞した、からあげ専科鶏から屋の大槻俊之住吉本店店長(47)らが16日、苫小牧市役所の岩倉博文市長を表敬訪問し、8年連続の金賞受賞を報告した。東日本しょうゆダレ、素揚げ、半身揚げ―など異なる部門で受賞してきた大槻店長は「初めての塩ダレ部門で評価を頂いたことにホッとしている」と喜びを語った。
鶏から屋は市内住吉町としらかば町の2カ所で営業。住吉店オープンの2017年から毎年挑戦している。今回エントリーした「なまらうまいっしょ ニンニク塩ザンギ」はむね肉や苫小牧産のホッキ魚醤(ぎょしょう)、日高昆布など道産食材を中心に使っており、審査員から「軟らかくジューシー」と高い評価を受けた。
大槻店長は「長年やってきたことを取っ払い、ゼロから作り上げた」と振り返り、キッチンカーを担当する増岡里美さん(47)は「苫小牧の代表として来年も挑戦していきたい」と意欲を示した。
同グランプリは唐揚げ日本一を決める年1回のイベント。今回は総勢753店舗がエントリーし、ネット投票と実食審査を経て87店舗が金賞に選ばれた。