韓国の格安航空会社(LCC)イースター航空は1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休していた新千歳―仁川線を4年ぶりに再開した。新千歳と韓国を結ぶ定期便運航は7社目。
同社はコロナ禍で2020年3月から運休していた。再開後は毎週月~水、金・土曜の週5往復、ボーイング737型機(189席)を運航する。8月以降は毎日運航する予定だ。
再開初日の1日は午前10時すぎ、仁川からほぼ満席の187人を乗せて新千歳空港に到着。国際線ターミナルビル2階で記念セレモニーが行われ、北海道エアポートの蒲生猛社長が、イースター航空の趙重奭(チョ・ジュンソク)社長に歓迎の花束を手渡した。
蒲生社長は復便に感謝しつつ「お客さまが増える冬に向け努力したい」と集客に力を入れる考えを強調し、趙社長も「今後は新たな機材導入で快適な空の旅を提供したい」とさらなる展開を展望した。