苫小牧港の活性化に取り組む団体、みなとオアシス苫小牧運営協議会は6月30日、苫小牧港周辺を散策し、フェリー船内を見学する「みなとウオーク&フェリー」を開いた。市民ら35人が参加し、爽やかな風を感じながらウオーキングを楽しんだ。
同協議会が、港に親しみを持ってもらおうと開いているイベント。苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園をスタート地点とし、東埠頭、入船埠頭、入船公園を経由し、西港フェリーターミナルで商船三井さんふらわぁ船内を見学。再びゴールのキラキラ公園へ向かう約5キロの道のりを、船や海などの景色を楽しみながら歩いた。
時々足を止め、同協議会事務局の四辻梨奈さんが「苫小牧港は人工的に砂浜を掘り込んだ港で、大規模な人工港は世界初」「管制信号は大きな港や混雑する港にあり、道内では苫小牧だけ。『O』はアウト、『I』はインの印」などと解説した。
さんふらわぁ船内では客室などを見学し、参加者は海や港への親しみを深めていた。