6月27日付で北海道石油共同備蓄北海道事業所(苫小牧市静川)に着任した長谷川圭司所長(58)が3日、苫小牧民報社に新任あいさつで訪れた。長谷川所長は「安全第一を肝に銘じて操業していきたい」と抱負を述べた。
長谷川所長は川崎市出身。1991年に群馬大学卒、昭和シェル石油(当時)に入社。前任は同社を経営統合した出光興産(東京)のグループ会社、昭和四日市石油(三重県)四日市製油所副所長。出光興産は共備に出資している。
長谷川所長は「製油所勤務で火災も経験した。危険物の怖さを知っている」と述べ「備蓄も危険物を大量に扱っている」と無事故操業の継続に意欲を見せた。
初の本道勤務で、苫小牧について「大自然。緑豊かで、真っすぐな道が続く。本当に気持ちがいい」と好印象。趣味はゴルフで「コミュニケーションを取るきっかけにしたい」と話す。
廣瀬研志前所長(59)は6月27日付で出光興産石炭・環境事業部技術担当部長に異動した。