苫小牧市の「日本画彩華サークル」（末澤香代表）は２８日まで、ファッションメールプラザ（表町１）で「小品展」を開いている。会員７人がＦ０号から３０号までの力作２４点を展示している。

　 　同サークルは毎月第２土曜日に、市男女平等参画推進センターで活動。近年は２０代のメンバーも加わり、互いに技や表現力を磨く。

　 　会場には花や動物のほか、今年の干支（えと）の「龍」をモチーフにした５点も並ぶ。鉱物由来の岩群青、緑青といった顔料で表現された作品には独特の風合いがある。

　 　同会で２２年ほど活動する三光町の主婦外崎チヨさん（７９）は「天然のクリアな色合いを楽しんでほしい。余白の表現にも注目してもらえたら」と話す。

　 　午前１０時～午後６時（最終日は午後３時まで）。

　 　小品展や入会に関する問い合わせは男女平等参画推進センター　電話０１４４（３２）３５４４。