苫小牧市議会は18日、JR苫小牧駅前の旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」の土地の一部を所有する市内の不動産業、大東開発(若草町)が市議会に提出した抗議文に対し、同社の三浦勇人社長に回答したことを明らかにした。
同社は、6月の市議会定例会の一般質問で、市と同社が土地交換の合意をしたことに対して議員から「なぜ大東だけ優遇するのか」などの質問があったことに、「誤解を与える」として会議録の訂正などを求める抗議文を6月27日付で提出していた。
市議会によると、16日に藤田広美議長と岩田薫副議長が三浦社長と面会し、回答書を提出。「議員は多くの市民の負託を受けて市側に質問している」として「特に問題はない」と結論づけたことや、規則条例にのっとり「会議録の訂正はできない」と伝えたという。