苫小牧勇払小学校(池田利夫校長)と苫小牧勇払中学校(山岸弘昇校長)は17日、校区内を清掃した。両校の連携が目的で、児童生徒約85人がコミュニケーションを取りながらごみを拾った。
校区内の勇払ふるさと公園や恵比寿神社などを中心に活動した。ごみ袋や火ばさみを手に、周囲を見渡しながら、たばこの吸い殻やお菓子の袋などを回収した。
児童生徒の多くは顔見知りで、学校生活について話したり上級生が下級生をリードしたりする場面が見られた。
同小6年の和嶋隼人君(11)は「通学路がきれいになってすっきりした」とにっこり。同中2年の川奈野唯さん(13)は「普段話す機会のない小学生としゃべることができて楽しかった。普段からごみを集め、きれいなまちを維持したい」と話した。