市、植苗で 戦闘機監視 共同訓練が適正に行われているか確認

市、植苗で 戦闘機監視 共同訓練が適正に行われているか確認
戦闘機を監視する市職員

 航空自衛隊千歳基地を拠点に空自第2航空団とドイツ空軍、スペイン航空宇宙軍との共同訓練が行われた19、20の両日、苫小牧市は同基地周辺や市内植苗で監視活動し、訓練が適正に行われているか確認した。

   19日午前は職員3人を各所に配置し、双眼鏡を手に目視で監視。植苗はウトナイ北の北側に広がるトキサタマップ湿原保全地区で、市街地の上空を戦闘機が低空で通過しないかなどを確認した。

   この日はドイツ、スペイン両軍のユーロファイター戦闘機計6機が同基地に到着したが、南風のため千歳市街地方面から進入。曇天で戦闘機の姿も隠れる中、飛行音を頼りに双眼鏡を上空に向けて監視した。