苫小牧市内九つの書道教室でつくる「彩萌書道会」(工藤彩華代表)は9~11月、市内のコミュニティセンターなど5カ所で小中学生向けの「書道文化教室」を開催する。参加費無料で定員は各教室10人、応募多数の場合は抽選。申し込みは8月10日まで。
文化庁伝統文化親子教室事業の採択を受け、初めて企画。参加者は12月26~28日に市民活動センターで開催される同会の作品展への出品を目指す。
会場はコミセン4カ所と沼ノ端交流センターの計5カ所、延べ6教室。各教室とも3回開催し、全回参加が条件。同会主宰者で国際書道協会本部役員、毎日書道展審査会員の工藤代表が講師を務める。参加者の経験は問わず、筆やすずり、下敷きなどの道具は若干の貸し出し用もある。
工藤代表は、学校で書道を学ぶ機会が減っていることから「子どもが日本の伝統文化に興味を持つきっかけを増やしたかった」と話し、学年ごとに毛筆と硬筆の手本を用意し、指導する。
各会場と日時は次の通り。
▽住吉コミセン=9月1日、10月20日、11月3日、午前10時~正午▽沼ノ端交流センター=9月8日、10月6日、11月17日の午前10時~正午▽沼ノ端コミセン=9月14日、10月12日、11月16日の午後2時~同4時▽豊川コミセン=9月21日、10月5日、11月23日の午後2時~同4時と、9月27日、10月4、25日の午後4時半~同6時半▽のぞみコミセン=9月22日、10月13日、11月24日の午前10時~正午。
申し込み、問い合わせは工藤代表 携帯電話090(1303)2655。