華道家元池坊苫小牧支部(福川矩子支部長)の創立70周年記念作品展「~古希の花!未来へ繋(つな)ごう花の道~」が20日、苫小牧市双葉町の新苫小牧プリンスホテル「和~なごみ~」で始まった。4~96歳の会員らが手掛けた153作品が展示され、来場者を魅了している。21日まで。
生け花の魅力を伝えよう―と会場にはカキツバタやヒマワリ、アジサイなど多彩な草花を組み合わせた立体感ある作品が並ぶ。
「立花」「生花」「自由花」の3種類の形式で展示され、アンスリウムを使って現代風にアレンジされた立花作品などが目を引いていた。
野口観光プロフェッショナル学院やおはな教室ことりクラブなど、支部会員以外の作品が並ぶ展示ブースもある。
来場したむかわ町の掘芳枝さん(88)は「おしゃれな花が多く楽しめた」と話した。21日は午前10時~午後4時。
同支部は生け花の魅力を伝えるため、21日に「いけ花体験」を実施する。午前11時~正午、午後2時~午後3時の2回行い、先着50人。