北海道経済産業局は、5月の道内百貨店・スーパー、コンビニエンスストア、専門量販店の販売動向を発表した。ホームセンターは前年を下回ったが、他の5業態は好調に推移した。
百貨店の販売額は前年同月比8.8%増の144億6400万円となった。主力の衣料品が20.8%増と大幅に伸びたほか、飲食料品も2.2%増、身の回り品も1.1%増だった。
スーパーの販売額は前年同月比1.8%増の717億8300万円となった。衣料品は6.8%減、身の回り品も5.2%減と低調だったが、主力の飲食料品が2.5%増となり、全体を引き上げた。
コンビニの販売額・サービス売上高は527億4600万円となり、前年同月に比べ0.8%増だった。
専門量販店では、家電大型専門店の販売額は前年同月比10.8%増の112億7500万円。4カ月連続で前年を上回った。ドラッグストアも4.3%増の255億9900万円となった。一方、ホームセンターは3.3%減の139億1000万円にとどまり、2カ月ぶりに前年を下回った。