フェンシング男子フルーレ団体金 松山 男子ゴルフ初の銅 パリ五輪

フェンシング男子フルーレ団体金 松山 男子ゴルフ初の銅 パリ五輪
男子フルーレ団体で金メダルを獲得した日本チーム。右から敷根崇裕、永野雄大、松山恭助、飯村一輝=4日、パリ(時事)

 【パリ時事】パリ五輪第9、10日は3、4の両日、日本勢は再びメダルラッシュが続いた。4日のフェンシング男子フルーレ団体で、世界ランク1位の日本(松山恭助、飯村一輝、敷根崇裕、永野雄大)が順当に勝ち上がり、決勝でイタリアと対戦。終盤に突き放した日本が勝ち切り、2012年ロンドン大会の銀を上回る初の金メダルに輝いた。フェンシングでは3日の女子サーブル団体でも日本(江村美咲、高嶋理紗、福島史帆実、尾崎世梨=札幌出身=)が3位決定戦で地元フランスを破り銅メダルを獲得。これで今大会の日本フェンシングのメダル獲得は5個となった。

   男子ゴルフでは、4日最終ラウンドが行われ、松山英樹が通算17アンダーの3位となり、日本男子初となる銅メダルを獲得した。

   柔道は最終日の3日、混合団体が行われ、日本は決勝でフランスと対戦。代表選の末惜しくも敗れ、銀メダルだった。このほか、3日のバドミントン女子ダブルスで志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)がマレーシアのペアを下し、銅メダルを獲得。卓球女子シングルスの3位決定戦でも、早田ひな(日本生命)が痛めた左手にテーピングを巻きながら持ち前の攻撃卓球で、韓国選手を破り銅メダルに輝いた。

   3日のサッカー女子準々決勝で、日本(なでしこジャパン)は米国に延長戦の末、惜しくも敗れた。

   4日の陸上男子100メートルのサニブラウン・ハキーム(東レ)は自己新を出しながら決勝進出を逃した。