お盆期間予約率ANA、エア・ドゥは前年やや上回る 主要航空3社道発着路線

お盆期間予約率ANA、エア・ドゥは前年やや上回る 主要航空3社道発着路線

 日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)の主要航空3社は、お盆期間(9~18日)の北海道発着路線の予約状況をまとめた。2日時点の集計で、予約数、予約率ともに、JALは前年同期と比べて若干下回り、ANA、AIRDOはやや上回った。

   JALは、予約率が前年同期比1・3ポイント減の80・8%、予約数が1・7%減の23万6013人。このうち新千歳発着路線は、予約率が3・7ポイント減の81・5%、予約数が4・9%減の14万9698人。

   ピークは下りが10日、上りが17日だが、お盆中日の14日も上りはいったんピークを迎え、JALは「昨年を若干下回ったが、旅行需要は高まっている」と分析する。

   ANAは、予約率が2・5ポイント増の85・9%、予約数が3・4%増の32万5027人。新千歳発着路線は、予約率が2・1ポイント増の85・5%、予約数が3・6%増の26万4566人。

   お盆期間中、臨時便を新千歳―名古屋線で22便、函館―羽田線で8便を設定するなど旅客需要を取り込み、ANAは「お盆も多くの方に利用いただきありがたい」と話す。ピークは下りが10日、上りが17日。

   AIRDOは、予約率が3・3ポイント増の90・2%、予約数が0・1%増の7万

  5871人。新千歳―羽田線は、予約率が5・6ポイント増の89・1%、予約数が1・2%減の3万9935人。

   AIRDOもお盆期間中、新千歳―羽田線で10便増便し、「お客さまのニーズに合った運航で予約が伸びた」と説明。ピークは下りが10、11両日で予約率は100%、上りが17日。