市へ公共事業発注など要望 シルバー人材センター

市へ公共事業発注など要望 シルバー人材センター
要望書を手渡す守屋理事長(左から2人目)

 苫小牧市シルバー人材センター(守屋久義理事長)は6日、市による同団体への補助事業の継続や、事務所を構える市労働福祉センター(末広町)の廃止後、移転先に十分なスペースを確保することなどを求める要望書を市に提出した。

   守屋理事長と副理事長ら4人が市役所を訪れ、木村淳副市長に手渡した。要望事項は▽2025年度補助金確保▽公共事業の発注の確保▽同人材センター事務所の確保―の3点。

   このうち公共事業の発注について、守屋理事長は「外周の草むしりといった公共施設の手入れなどで手が回らない部分があれば、人手を確保できノウハウも持っている私たちを頼ってもらえれば」と強調。木村副市長は「高齢者の生きがいと健康の増進は社会にとっても大切な取り組み。高齢者福祉の視点からも共に歩めれば」と前向きな姿勢を示した。