苫小牧市は2023年度分の施策評価と事務事業評価をまとめた。まちづくり施策の方向性を示す第7次基本計画(23~27年度)に対する進捗(しんちょく)状況の評価で、進行管理などを目的に毎年度実施している。5日に開かれた24年度第1回市民自治推進会議(小山田剛会長)で委員に初めて提示した。
施策評価は、計画の自治体運営に関する運営方針(8施策)と部門別計画に関する基本施策(40施策)を対象に4段階で評価し、Aが8施策(16・7%)、Bが38施策(79・2%)、Cが2施策(4・2%)となった。
事務事業評価は、市の主要事業433事業(一般会計407事業、特別会計12事業、企業会計14事業)を対象に担当課が自己評価。Aが361事業(83・4%)、Bが68事業(15・7%)、Cが4事業(0・9%)。 いずれもDはゼロだった。
市は行政評価について、これまで庁舎内の検証と市議会の議論を経て一般に公表していたが、「第三者の視点も必要では」との観点から同会議の意見を求めることにした。結果は10月ごろ、ホームページなどで公表を予定している。