札幌市の広告会社インサイトは、札幌圏の住民を対象に実施した「ビアガーデン」に関する調査結果を発表した。今年ビアガーデンに行きたいかについては、50.8%が「行きたい」と回答。「行きたくない」(49.2%)を1.6ポイント上回った。
「行きたい」の内訳は、「必ず行きたい」が7.8%で、「行きたいと思っている」が43.0%だった。
ビアガーデンに行った時の楽しみ(複数回答)については、「外でビールなどを飲むこと」が60.7%で最多。これに「屋外の開放感」(58.2%)、「夏が来たことを感じること」(43.3%)が続いた。
一方、ビアガーデンに行きたくない理由(複数回答)については、「料理の値段が高い」が42.9%でトップ。以下、「飲み物の値段が高い」(34.1%)、「衛生面が気になる」(33.1%)、「暑い」(26.0%)の順となった。
ビアガーデンに一緒に行く人(複数回答)に関しては、「友人・知人」が56.4%で最も多い。これに「家族」(49.8%)、「会社の同僚」(19.5%)が続いた。
ビアガーデンに行った際の1人当たりの消費額については、「3000~3999円」(31.3%)が最も多く、平均金額は3813円だった。
札幌市中央区の大通公園で現在開催中の「さっぽろ大通ビアガーデン」については、62.0%の人が「好き」と回答。
「大通ビアガーデン」のイメージ(複数回答)に関しては、「人気の場所である」が54.5%でトップ。これに「にぎやかな雰囲気である」(30.3%)、「料理の値段が高い」(23.3%)、「椅子やテーブルが多い」(22.8%)、「飲み物の値段が高い」(21.0%)が続いた。
調査は7月18~22日、札幌圏在住の20歳以上の男女を対象にインターネットで実施。600人から有効回答を得た。