高文連苫小牧支部演劇発表大会(高文連苫小牧支部演劇部会主催)が9月28~30日、市文化会館で開催され、苫小牧東、西、南の各高校が参加した。29日は3校が活動の成果を競い、東高演劇部が4年ぶりの全道大会出場を決めた。
同部は晴山能さん(16)=2年=脚本・演出のラブコメディー「やっぱり、こっちがいい」で、高校生のリアルな恋愛事情を表現。伸び伸びとした演技で観客100人を楽しませた。審査員から、セリフ回しや場面転換のうまさが評価された。
澤田彪哲部長(17)=同=は「大いに笑ってもらえて良かった。全道でも良い結果を残したい」と意気込み、晴山さんは「素直にうれしい。まだ調整が必要で、場面転換でもさらに観客を楽しませたい」と向上心を見せた。
全道大会は11月15~17日、小樽市民センターで開かれる。