苫小牧市まちなか交流センター・ココトマ(表町)は3日、推定野菜摂取量の測定器「ベジチェック」を施設ラウンジに設置した。利用者の健康意識向上につなげる狙いで、誰でも自由に無料で体験できる。
今年4月に指定管理者となった一般財団法人ハスカッププラザの取り組み。「健康とふくしのまちづくり拠点」としての役割を果たそうと、市民の健康づくりにつながる事業や情報発信に力を入れる一環でスタートした。
ベジチェックは、手のひらを測定器のセンサーに乗せ、緑黄色野菜に含まれる色素成分カロテノイドの皮膚中の量を測る機器。測定は数十秒で完了する。ラウンジがオープンしている午前9時~午後10時、訪れた人が端末を操作して自由に体験できる。
また、測定結果をスマートフォンなどで撮影し、ココトマカフェのスタッフに見せると、オープンサラダプレートやヘルシーワンプレートなどの対象メニューを100円引きにするサービスも。測定当日のカフェ営業時間内(午前10時~午後6時)に適用する。
設置は12月28日までの予定。体験・サービスは何度でも可能で、ココトマは「野菜摂取レベルが数字で表れるため、野菜を食べて健康づくりに取り組むモチベーションアップにつながる」とアピールしている。