大型車の合同取り締まり 苫小牧東ICでネクスコなど

大型車の合同取り締まり 苫小牧東ICでネクスコなど
大型トラックのタイヤなどを点検する道運輸局の職員ら

 ネクスコ東日本北海道支社と道警高速道路交通警察隊、道運輸局は7日、苫小牧市植苗の道央自動車道苫小牧東インターチェンジ(IC)で合同取り締まりを行った。各機関から計19人が参加。大型車両を中心に過積載など法令違反の有無を点検したり、車輪脱落事故防止の徹底を呼び掛けたりし、車検切れの車両にも目を光らせた。

   大型車両は同IC料金所付近の車重計まで誘導し、手分けして積載物の重さや長さ、高さをチェック。車輪のホイールナットの締め付け状況も確認した。

   特殊車両には通行許可証の提出を求めながら約1時間半で8台を検査したが、目立った違反は見つからなかった。

   道運輸局は可搬式ナンバー自動読取装置を持ち込み、通過車両のナンバープレートを撮影し、データベースと照合しながら車検切れの有無もチェック。無車検車の所有者には後日、警告書を送付する。

   道運輸局の中里秀人保安・環境調整官は「過去には業務用車両が無車検だったケースもある」とし、気を引き締めて点検に当たっていた。