胃・大腸がんの早期発見や診断、治療の大切さを伝える苫小牧市民公開講座「胃・大腸がん検診に行こう!2024」が19日午後2時から、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で開かれる。
武田薬品工業(東京)主催で、苫小牧市医師会と市が後援。17年にスタートし、コロナ禍の中断を経て5年ぶりの開催。特別講演と市内医療機関による講演を企画している。
特別講演は、東邦大学医療センター大森病院(同)の消化器センター内科センター長、松田尚久教授が「大腸がん検診の最新情報~早期発見で命を救う」をテーマに実施する。
講演は、加藤胃腸科内科クリニックの加藤茂治院長、王子総合病院消化器内科の南伸弥主任科長、市立病院消化器内科の加藤貴司理事が、体に負担がかからない胃カメラ検診など地域医療の最前線を紹介する。
加藤茂治院長は「胃カメラのがん検診で早期発見、早期治療が可能になる。多くの人に講演を聞いてもらい、周囲の人にも受診を勧めるきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。
入場無料、申し込み不要。問い合わせは同社の井上さん 携帯電話080(4324)3611。