不動産業の大東開発(三浦勇人社長、本社苫小牧)は、苫小牧市ウトナイ南2の所有地で130区画強の宅地分譲を計画している。来春、造成に着手し2025年秋の販売開始を目指す。
同社は今月、市道「ウトナイ鉄北通」沿いにある同住所の市有地3万5219平方メートルを取得。国道234号や日高自動車道沼ノ端西ICに近接し、交通アクセスに優れた用地だ。
第一種中高層住居専用地域と、第二種中高層住居専用地域で宅地を主体に共同住宅(賃貸アパート)整備などを想定。住宅メーカーを募集中で来秋の販売開始後、1年半から2年での完売を目指す。
三浦社長は「近年では最大規模の造成となる。地元企業として住宅需要を見据え、苫小牧のまちづくりに貢献したい」と話す。
このほか同社は9月、東開町3の民有地(1万822平方メートル)も取得。33区画の宅地分譲を計画しており、25年4月の販売開始を予定している。