苫小牧市選挙管理委員会、市明るい選挙推進協議会と胆振総合振興局は19日、MEGAドン・キホーテ苫小牧店(木場町)とイオンモール苫小牧(柳町)で、衆院選(27日投開票)への投票を呼び掛けるポケットティッシュ1200個を配布した。約30人が参加し、人出の多い商業施設で買い物客らに投票の大切さをアピールした。
イオンモール苫小牧は期日前投票所も開設されており、買い物の前後に投票を済ませる市民が多く見られた。明推協の公式キャラクター「選挙のめいすいくん」が登場すると、子どもたちも喜んで駆け付けた。
衆院選小選挙区の市内の投票率は前回(2021年)が54・87%と前々回(17年)1・28ポイント下回り、道9区(胆振・日高管内)の市町村で最低だった。市選管の前田正実事務局長は「買い物後に投票したという声をたくさん耳にした」と商業施設への投票所設置の効果を挙げ、「選挙は政治に参加できる貴重な機会なので、ぜひ一票を投じてほしい」と話した。