苫小牧市植苗でヒグマ目撃相次ぐ

苫小牧市植苗でヒグマ目撃相次ぐ

 21日、苫小牧市植苗の国道36号付近でヒグマの目撃情報が相次いだ。

   苫小牧署によると、午後4時45分ごろ、近くに住む女性が自宅窓からヒグマ1頭が歩いているのを見つけ、110番通報。体長は不明だが、子グマとみられる。現場はユニットハウス製造会社から約60メートル離れた一般住宅の近くで西へ移動後、山林に姿を消した。

   午後5時5分ごろには、同社の敷地内にヒグマ1頭がいるのを従業員が確認。体長約1・5メートルで、間もなく山林に入っていったという。

   人畜への被害は確認されておらず、同署や苫小牧市などが付近の警戒に当たっている。