北海道経済産業局は、8月の道内百貨店・スーパー、コンビニエンスストア、専門量販店の販売動向を発表した。コンビニと家電大型専門店は低調だったが、百貨店など4業態の商戦は好調に推移した。
百貨店の販売額は8月も好調で、前年同月比10.6%増の147億3800万円となり、3カ月連続で10%台の伸びとなった。主力の衣料品が21.6%増となったほか、飲食料品も3.9%増と堅調に推移。身の回り品も3.6%増だった。
スーパーの販売額は前年同月比1.6%増の762億3000万円となり、2カ月ぶりに前年を上回った。衣料品は4.2%減、身の回り品も5.0%と苦戦したものの、主力の飲食料品が2.0%増となり、全体を引き上げた。
コンビニの販売額・サービス売上高は588億6400万円にとどまり、前年同月比4.2%減。2カ月連続で前年を下回った。
専門量販店は、家電の販売額が前年同月比12.6%減の120億9200万円にとどまり、2カ月連続で前年を下回った。
ドラッグストアの販売額は285億1400万円となり、前年同月に比べ3.2%増加した。ホームセンターも前年同月比3.3%増の117億2800万円となり、2カ月ぶりに前年を上回った。