苫小牧市の老人クラブの会員が出し物を披露する「第54回老人演芸大会」がこのほど、市民会館大ホールで開かれた。25クラブ約250人が出演し、年に一度の晴れ舞台を見ようと市民約500人が来場した。
市老人クラブ連合会(西野茂樹会長)主催。出演者はカラオケや盆踊り、手品などさまざまな演目で、日ごろの活動の成果を披露した。
苫小牧看護専門学校の学生による笠置シヅ子の「東京ブギウギ」やマイケル・ジャクソンの「スリラー」などのダンスステージで幕開け。澄川町楽生会の合唱や新明町老人クラブの市民踊りなど磨きを掛けた演芸が繰り広げられ、会場は手拍子をしたり、写真を撮ったり、盛り上がった。
西野会長は「高齢者にとっては大勢の人と接する大切な機会。これからも継続していきたい」と話した。