「裏金は絶対に許さない」 共産党の小池書記局長が来苫

「裏金は絶対に許さない」 共産党の小池書記局長が来苫
共産党への支持を求める小池書記局長

 共産党の小池晃書記局長は23日、苫小牧市内に入り、JR苫小牧駅前で街頭演説を行った。同党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた、自民党派閥の裏金事件で非公認となった候補が代表の党支部にも政党助成金2000万円が支出されていた問題に触れて、「『党勢拡大のため』と言うが、選挙活動に使うに決まっている。裏金政治は絶対に許さないという声を上げていこう」と強調した。

   小池書記長は、共産党が公約の柱とする消費税減税について「買い物のたびに減税の効果が出て物価も一気に下げられる。(税率を下げてきた)法人税を元に戻せば消費税のない日本は十分作れる」と主張した。

   さらに中小企業支援についても「大企業の内部留保に5年間だけ税金をかけ、それを全部中小企業の支援に使う」と述べた上、最低時給1500円以上や労働時間短縮など同党の政策を訴えた。

   この日は衆院選道9区の同党新人・立野広志候補、比例代表道ブロックの同党元職・畠山和也候補の応援で来苫した。