NX北旺運輸の澤木さん、茨城のトラックドライバー全国大会でトレーラー部門入賞目指す

NX北旺運輸の澤木さん、茨城のトラックドライバー全国大会でトレーラー部門入賞目指す
全国大会出場の抱負を語る澤木さん

 トラックドライバー日本一を決める「全国トラックドライバー・コンテスト」(全日本トラック協会主催)が26、27両日、茨城県ひたちなか市で開催され、NX北旺運輸(苫小牧市元中野町)の澤木健斗さん(32)がトレーラー部門に出場する。北海道代表として初の全国大会に挑む澤木さんは「入賞を目指したい」と意気込んでいる。

   澤木さんは同社の物流事業部に所属し、プロドライバー歴9年。6月に札幌市で開かれた北海道地区大会に2年連続出場し、待望の全国切符を手にした。同社の全国出場は2年ぶり3人目で、これまでの最高成績は6位。「上司の成績を上回りたい」と5位以内の入賞が目標だ。

   トレーラー部門には32人が出場。学科競技400点と実科競技600点の計1000点満点。実科は運転操作やコース走行に加え、車幅ぎりぎりの3・3メートルの「あい路」や「スラローム」の前進、後進の課題走行などで競う。

   同社は、練習コースで全国大会経験者がマンツーマンで指導するなど社を挙げて応援している。安全作業管理課長の加藤大さんは澤木さんの仕事ぶりを「冷静で何事も率先してやってくれている」と評価。「普段通りに臨めばいい結果が出る」と期待する。

   澤木さんは日通伊豆研修センター(静岡県伊豆の国市)で合宿の後、本番に臨むという。