苫小牧市教育委員会は18日、苫小牧北星小学校(北條孝行校長)の砂場をボランティアで整地した市糸井の苫重建設(櫻田泰清社長)に感謝状を贈った。
同社は2018年から、とまこまい港まつり会場に子ども向け巨大広場を開設し、まつり閉幕後に広場の砂を、砂場の砂が不足している市内の小学校に寄贈する奉仕活動をしている。今年は8月6日、社員4人が同校の砂場を掃除し、ショベルを使って砂を補充し、整備した。
感謝状贈呈式は同校で行われ、北條校長が「子どもたちが休み時間に楽しそうに遊んでいる」と謝意を伝え、市教委の感謝状を手渡した。受け取った櫻田泰己常務取締役は「子どもの健全育成の手助けになれば」と話し、「来年以降も継続していきたい」と語った。