27日に「推し活フェス」 小中高校生が好きなもの発表

27日に「推し活フェス」 小中高校生が好きなもの発表
初の「推し活フェスティバル」をPRするボランティアスタッフの高校生

 子どもたちが自分の好きなものや夢中になっているものを発表する「推し活フェスティバル」が27日午前9時半から午後4時まで、苫小牧市民会館小ホールで開かれる。人材育成などを手掛ける市内の企業ライフキャリア・プラス(大澤千絵代表)が主催する初の催し。有識者2人を招いた子育てに関する講演も行う。入場無料。申し込み不要で出入り自由。

   発表するのは小学生から高校生までの5組。昆虫好きが高じて昆虫図鑑を自作した小学生や、声優が大好きな中学生、わくわくする気持ちを大切にボランティア活動に打ち込む高校生―など。発表時間は午前9時半~同11時と午後1時~同3時。

   講演は午前11時からと午後3時からを予定。午前は大阪教育大教授で兵庫県西宮市初の男性保育士の経験を持つ小崎恭弘さんが「男性保育士初めて物語!」と題して講演。午後は、子どもの好奇心や持っている力を社会につなげる活動を行うNPO法人コヂカラ・ニッポン(東京)の川島高之代表が「自分のチカラを信じよう!」をテーマに語る。

   イベントの開催に向け、市内の高校生5人がボランティアとして協力。発表者のサポートや広報、ポスター制作などを手掛けてきた。大澤代表は「ぜひ多くの人に、子どもたちの頑張りを見守ってもらいたい」と話す。