第76回苫小牧市民文化祭(実行委員会主催)で最大規模の行事「総合展示発表」が26日、市総合体育館で始まった。市内で活動する個人・団体の力作2185点がずらり。書道パフォーマンスやマーチング演奏などもあり、市民らが芸術の秋を満喫している。27日午後2時まで。
会場には水彩画や手工芸、陶芸、生け花、文芸といったジャンルごとに作品を展示。家族連れなどがひっきりなしに訪れて鑑賞し出展者と歓談したり、お気に入りの作品をスマートフォンのカメラで撮影したりしていた。
陶工芸やグラスアートの体験コーナーもあり、子どもが制作に挑戦する姿も見られた。屋外には鶏の手羽先やフライドポテト、タピオカドリンクなどのキッチンカーが並んでいた。
このほか、苫小牧東高校書道部員が大きな紙に文字をしたためる書道パフォーマンスを披露。苫小牧ユースウインズによるディズニー音楽「アラジン」のマーチング演奏もあり、会場はにぎわいを見せていた。
北光町の公務員松井由佳さん(48)は「高校生の書に力強さを感じた。筆遣いが素晴らしい」と笑顔だった。
入場無料。27日は午前9時半~午後2時まで。