札幌市中央区の立憲民主党道連合同選対本部(勝部賢志本部長)では27日、選対幹部らがテレビの開票速報を見守り、当選確実の情報が流れるたびに拍手が起こり、活気に包まれた。
午後8時前に、勝部本部長、立憲道連の逢坂誠二代表と笹田浩幹事長、連合北海道の須間等会長らが事務所入りした。最終的に小選挙区で9議席、比例で3議席の計12議席を獲得。前回(小選挙区5議席、比例3議席)を大幅に上回り、道内で与野党逆転を実現した。
選挙期間中、自身の道8区以外の接戦区への応援にも入った逢坂代表は「裏金問題は有権者の皆さんから『許せない』という声が相当あった」と選挙戦を大きく左右したことを指摘。共産党との候補一本化ができなかったことについては「逆に危機感が生まれた。プラス、マイナス両方あったと思う」と語った。