生活習慣の改善法など学ぶ 血圧教室スタート

生活習慣の改善法など学ぶ
血圧教室スタート
生活習慣について考えた血圧教室

 苫小牧市保健センターは24日、同施設で血圧教室をスタートさせた。市民9人が受講し、血圧の測定方法や改善すべき生活習慣など血圧の基礎知識について理解を深めている。

   同教室は31日までの全3回。保健師、インストラクター、管理栄養士が、自分でできる高血圧予防や運動を指導する。

   初回の講師は、保健師の鳥越千翔さん。血圧を測る時は椅子に座って二の腕の位置が心臓と同じ高さになるようにし、朝晩各2回、測定するように説明した。

   高血圧予防には「ウオーキング、筋トレ、ストレッチが効果的」と伝え、冬の入浴時は気温の変化で血圧が上下する「ヒートショック」が起こりやすいので気を付けるよう呼び掛けた。

   受講者は真剣な表情で話に聞き入り、予防のポイントなどをメモしていた。

   光洋町の主婦菊地妙子さん(78)は「正しい血圧の測り方を学んだので、実践してみる」と話した。

   鳥越さんは「市民が健康的に過ごせるよう、毎月さまざまな健康教室を開催しているので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。生活習慣について考えた血圧教室