苫小牧市選挙管理委員会の衆院選開票作業は27日午後9時から市総合体育館で行われ、大きなトラブルもなく翌28日未明に終了した。投票率は初めて50%を割り込み、過去最低となった。
当日有権者数14万1429人に対し、小選挙区は投票者6万9981人で投票率は49・48%(前回比5・39ポイント減)。比例代表は投票者6万9985人で、投票率49・48%(同5・38ポイント減)だった。
市内における小選挙区投票率はこれまで2014年の50・27%が最も低かったがこれを0・79ポイント下回り、過去最低を更新した。
同体育館に集められた投票券は市職員148人が一斉に手作業で仕分けた後、読み取り分類機8台、計数機9台で集計。票数確定は比例代表が28日午前0時半、小選挙区が同0時55分だった。