園児が生地作りに挑戦 苫小牧みらい保育園で「パン作り教室」

園児が生地作りに挑戦 苫小牧みらい保育園で「パン作り教室」
生地作りに挑戦する園児

 苫小牧市ウトナイ南の苫小牧みらい保育園(岩船昌恵園長)は22日、横浜市を拠点に全国の保育園などで無料パン作り教室を開いている「日々のパン」(吉永麻衣子代表)によるパン作り教室をホールで開いた。4、5歳児と保護者計46人が参加し、好きなキャラクターをかたどったパン作りに挑戦した。

   同園を運営する浅利教育学園グループ(浅利健自理事長)の食育の一環。2024年度はグループ11園で実施する。

   同園では、「日々のパン」認定講師の秋葉友紀さん=市ウトナイ南=が生地の作り方や成形の仕方を指導した。園児らは強力粉や砂糖、塩の入ったビニール袋を振って中身を混ぜると、袋に牛乳、水、インスタントドライイーストを加え、固まるまでよくこねた。生地が出来上がると、持ち帰り用として保冷バッグに入れた。

   この後、秋葉さんが事前に用意した生地を使ってウサギやロボット、眼鏡など、好きな物の形に成形。給食室のオーブンで焼き、昼食で味わった。

   沼ノ端中央の主婦佐藤真美子さん(43)は「子どもと一緒にパン作りを学べて楽しかった」と笑みを浮かべた。

   「日々のパン」では無料パン作り体験講座の申し込みを随時受け付けており、秋葉さんは「簡単でおいしいパン作りを体験してほしい」と呼び掛けた。