ハロウィーンにぎやかに お化け屋敷やペインティング 市内でイベント

特設ステージで繰り広げられたパフォーマンス

 31日のハロウィーンを控えた土・日曜日、苫小牧市内でもにぎやかなイベントが行われた。ときわ町の上田建設(上田直人社長)が運営するドッグランKEN+(ケンケン)では27、28両日、「やりすぎハロウィーン」と称し、お化け屋敷やキッチンカーが並んだ。三光町の建設業門田組(中田博子社長)は27日、木に親しみながらアートを楽しむ「KOPPA(コッパ)ハロウィンパーティー」を開いた。

   「やりすぎハロウィーン」恒例のお化け屋敷「ハロウィーンの館」にはジャック・オー・ランタンやガイコツの人形が配置され、人工の霧や音でおどろおどろしい雰囲気を演出。子どもたちは悲鳴を上げながらも、大喜びだった。

   特設ステージのダンスパフォーマンスやかぼちゃ重さ当てゲームも催しを盛り上げ、来場者はドッグランで愛犬を遊ばせたり、クレープや焼きそばを頬張ったりと思い思いに秋の一日を楽しんだ。山手町の主婦中出萌子さん(29)は子どもと生後5カ月の愛犬と参加。「一緒に楽しめるイベントはうれしい」と笑顔を見せた。

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   「コッパハロウィンパーティー」は、門田組敷地内で木製玩具などを販売する「ZAKKA KADOTA(雑貨カドタ)」が主催し、秋の開催は初めて。市内や近郊から家族連れなど約200人が訪れた。

   フェースペイントや仮装をした子どもたちが、長さ2・2メートル、高さ30センチの平均台に水性ペンキでカラフルな色を塗り、木のぬくもりを感じながらユニークな作品を仕上げた。窓ガラスに絵を描くウインドアートや風船で造形するバルーンアートも体験した。

   市内青葉町の主婦益山あゆみさん(37)は、長男の颯太ちゃん(5)と参加。「ペンキで色を塗る遊びは自宅ではできないので、良い機会になった」と笑顔。颯太ちゃんも「色を混ぜたりするのが楽しかった」と喜んでいた。

   月1回、ワークショップも開いている中田博子社長は「多くの方に参加していただきうれしい。子どもの感性を刺激する取り組みを今後も続けたい」と意欲を語った。