クリーニング店の工場に侵入し、盗みを働いたとして、苫小牧署は29日、千歳市の会社員の男(49)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、8月2日午後7時10分ごろから同5日午前6時半ごろまでの間に、苫小牧市内のクリーニング工場の窓を割って侵入したほか、同3日午後5時半ごろから同5日午前7時40分ごろまでの間に、同市内の別のクリーニング工場の窓を割って侵入し、セーラー服上衣2着(約4万円相当)を盗んだ疑い。
同署によると、5日に出勤した従業員が窓が割られていることに気付き、110番通報した。防犯カメラの映像や現場に残された血痕から男が浮上し、自宅から盗難品が見つかったことから逮捕した。調べに対し、「仕事が忙しく、泥棒するような暇はない」と容疑を否認しているという。
同署は余罪を含め詳しく調べている。