道選挙管理委員会(石塚正寛委員長)は、10月27日に投開票された第50回衆院選の道内12小選挙区の当選証書付与式を31日、道庁で行った。
激戦となった道内の小選挙区は、立憲民主党が9勝し、自民党は3勝にとどまった。前回(自民6勝、公明1勝、立憲5勝)から獲得議席が一変し、2009年8月以来、15年ぶりに与野党の勢力が逆転した。
付与式には、立憲の道下大樹氏(道1区)、松木謙公氏(道2区)、荒井優氏(道3区)、大築紅葉氏(道4区)、池田真紀氏(道5区)、山岡達丸氏(道9区)、神谷裕氏(道10区)が出席。自民党は東国幹氏(道6区)、鈴木貴子氏(道7区)、武部新氏(道12区)の代理人が出席。立憲の逢坂誠二氏(道8区)と石川香織氏(道11区)は欠席した。石塚委員長から一人一人に当選証書が手渡された。
「保守王国」の道5区で自民候補を大差で破り、初めて小選挙区で勝ち上がった池田氏は終了後、記者団の取材に応じ、「今回はチーム(立憲民主党)一丸となって全道の12小選挙区を戦い、一定のメンバーが当選できたことが何よりもうれしい」と強調。選挙戦で「地域で聞いてきた声をしっかり形になるよう、国会で声を上げていきたい」と抱負を述べた。