1日午後5時半ごろ、苫小牧市桜木町3の市道で、信号待ちの乗用車に後続の乗用車が追突する事故があった。追突した乗用車の運転席にいた同市見山町2の無職出村勇さん(82)が市内の病院に運ばれたが間もなく、死亡が確認された。追突された同市澄川町の会社員女性(44)にけがはなかった。
苫小牧署によると、現場は市道糸井東大通と道道苫小牧環状線の交差点付近。市道は片側2車線の見通しの良い直線道路で、路面は乾燥していた。
警察官が駆け付けた時点で、出村さんに意識はなかったという。目立った外傷がないことなどから、同署は事故と病死の両面で調べている。