正当な理由なく外で刃物を所持していたとし苫小牧署は3日、自称苫小牧市東開町在住の無職の女(75)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。
逮捕容疑は3日午後2時25分ごろ、同署沼ノ端交番内で刃渡り12センチの果物ナイフを携帯していた疑い。
同署によると、自ら交番を訪れた女は警察官が不在だったため、机上の電話で同署に「包丁を持っている」と通報。駆け付けた署員に、素直にナイフを差し出したという。
調べに対し「理由もなくナイフを持って外に出ることが犯罪で、逮捕してくれることを分かっていた」と容疑を認めている。
同署は動機などを詳しく調べている。