まちづくり推進など柱に 苫小牧市議会・新緑 来年度予算編成で市に要望

まちづくり推進など柱に 苫小牧市議会・新緑 来年度予算編成で市に要望

 苫小牧市議会会派の新緑(金沢俊会長)は10月29日、市の2025年度予算編成に対する要望活動を行った。時代に即したまちづくりの推進や子育て環境、教育環境の充実など六つの柱の計48項目で、木村淳副市長に要望書を提出した。

   新規要望として▽半導体関連企業など企業立地に向けたアプローチ▽駅前再整備と総合体育館整備を連動させた計画の検討▽市内全小中学校への校内教育支援センター設置および支援員の配置―など24項目を盛り込んだ。継続は▽駅前再整備と都市再生コンセプトプランの実現に向けた具体的な取り組み▽子育て世帯への支援拡充▽ゼロカーボンシティ実現に向けた市民意識の醸成―など24項目。

   金沢会長は「半導体関連企業の進出による効果を最大化する取り組みをはじめ、子育て、福祉、教育など多岐にわたる要望が各議員から上がった」と述べ、予算への反映を求めた。