迫力の合同演奏 市民文化祭・吹奏楽祭 19団体288人出演 マーチングステージも

迫力の合同演奏 市民文化祭・吹奏楽祭 19団体288人出演 マーチングステージも
絶妙なハーモニーを響かせた苫小牧東高と明倫中の合奏

 第76回苫小牧市民文化祭の市民吹奏楽祭が3日、市民会館大ホールで開かれた。市内の学校やマーチングバンドなど19団体288人が出演。息の合った演奏やパフォーマンスで観客800人を楽しませた。

   小学生から社会人までの各団体がアニメやポピュラーソングなど2~3曲を披露。明倫中と苫小牧東高の57人が演奏したOfficial髭男dismのドラマ主題歌「Sharon」では、観客が手足でリズムを取りながら聴き入った。

   苫小牧ユースウインズ、駒大苫小牧高校吹奏楽局など4団体のマーチングもあり、市内を中心に活動するカスケーダーズの19人は観客の手拍子を受けながら躍動感のあるステージを見せた。

   最後は、出演者全員でヴァン・マッコイ作曲「アフリカン・シンフォニー」を奏で、迫力のある大音量の演奏で締めくくった。

   東高生と合同で演奏した明倫中2年の小山岸風さん(13)は「初めての合奏だったが楽しかった」と話し、同佐々木柊仁さん(13)も「ノリノリで演奏できた」と満足した様子だった。