9日にボラセンフェス ステージや体験ブース 苫小牧

9日にボラセンフェス ステージや体験ブース 苫小牧

 苫小牧市社会福祉協議会の市ボランティアセンター(ボラセン)が主催する「ボラセン・フェスティバル2024」が9日午前10時~午後3時、市民活動センターで開かれる。ステージ発表やパネル展示、体験ブースなどを通して市内ボランティアの活動状況を広く知らせる。能登半島地震の被災地支援を目的とした物販も予定している。

   午前10時に1階多目的ホールでオープニングセレモニーを開催。駒沢苫小牧幼稚園の園児と市内のシンガーCANDOLLKEY(キャンドールキー)さん、認定こども園幼稚舎あいかが賛助出演するほか、スコップ三味線や舞踊、フラダンスなどのステージも繰り広げられる。

   午前11時半からは、限定80枚で小学生以下の子どもにスタンプラリー券を配布。だけボラ農園でボランティアが育てた野菜やビンゴ券を販売する。おにぎりと豚汁を1食200円で振る舞う日赤奉仕団食堂も開設する。このほか、センター内の各所でボランティアの活動体験やパネル展示などを実施。障害者就労支援施設やボラセンの登録団体が手掛けた品の販売も行う。

   ボラセンは市内の奉仕活動の拠点で、現在86団体と個人320人が登録している。同フェスは登録者間のネットワークづくりも狙いで、担当者は「多くの皆さんに気軽に遊びに来てもらい、奉仕活動に少しでも関心を寄せてもらえれば」と話す。