工事現場から敷鉄板を盗んだとして、苫小牧署などは7日、窃盗の疑いで苫小牧市東開町6の会社員安田亮(32)、赤平市茂尻本町3の自営業間瀬佑太(36)の両容疑者=いずれも別の窃盗容疑で逮捕済み=を再逮捕した。
逮捕容疑は、共謀して6月24日午後4時半ごろから同25日午前6時5分ごろにかけ、恵庭市盤尻の土場に侵入し、敷鉄板44枚(917万4880円相当)を盗んだ疑い。同署は2人の認否を明らかにしていない。
同署によると、2人は知人で、敷鉄板は工事現場で資材搬入路や足場の確保などのために敷く鉄板。1枚の大きさは縦109センチ、橫152センチ、厚さ2・2センチ、重さ1・604トン。現場にあった重機を使い自分らで用意した大型トラックに積み込んだという。
同月25日午前7時20分ごろ、現場に入った作業員が敷鉄板がないことに気づき、千歳署恵庭交番に通報、発覚した。2人は10月16日に美唄市の工事現場から約885万円相当の敷鉄板を盗んだとして逮捕されており、苫小牧署と美唄署、道警捜査3課がその後の取り調べや裏付け捜査などで余罪を割り出した。