苫建設協会が要望書 新年度予算編成で 市と港管理組合へ

苫建設協会が要望書 新年度予算編成で 市と港管理組合へ
木村副市長に要望書を手渡す山口副会長(左から2人目)

 苫小牧建設協会(宮﨑英樹会長)は6日、苫小牧市と苫小牧港管理組合に対し、新年度予算編成に向けた要望活動を行った。

   市には▽災害に強いまちづくりの構築▽苫東地域へのラピダス関連企業等の誘致および地元企業の活用▽都市環境の整備促進―など6項目を、同組合には▽臨港道路西部中央1号線の整備促進の継続▽港湾施設老朽化対策の整備促進―など4項目を求めた。

   山口志郎副会長ら4人が市役所を訪れ、木村淳副市長に要望書を手渡した。山口副会長は「(同協会は)社会資本整備や維持管理のみならず、災害時には最前線で対応を担う『地域の守り手』」と述べ、「継続的に社会的使命を果たしていくために安定的・持続的な事業量の確保が必要」と訴えた。

   木村副市長は「本市のさらなる発展、市民の安全、安心に直結する重要な項目が盛り込まれている。限られた財政の中で優先順位を付け、新しい市長にも見てもらい検討していきたい」と答えた。