駒沢苫小牧幼稚園(荒澤義寛園長)と駒大苫小牧高校サッカー部は8日、同園の園庭で交流会を開いた。年中、年長児34人と同部の2、3年生21人がサッカーを通して触れ合い、世代を超えて楽しいひとときを過ごした。
園児たちは7グループに分かれ、高校生の指導でボールを高く上げてキャッチしたり、タグ取りをして体をほぐしたりした後、パスやシュート、ミニゲームを実施。寒さをものともせず、元気いっぱいにボールを追い掛けた。
井村玲太君(5)は「楽しかったので、また一緒にやりたい」と笑顔。渡邉舞依ちゃん(5)は「次はもっと(高校生と)仲良くなりたい」と目を輝かせていた。
同部3年の河野太成副主将(18)は「すごく新鮮な感じ。サッカーを純粋に楽しんでおり、見ていて楽しかった。この時期はとにかくボールにたくさん触れて楽しんでほしい」と述べた。
同園のPTA役員でもある岡崎史裕監督は「高校生も自分たちがサッカーと出合った時の感覚やサッカーが好きという気持ちを思い出すきっかけになったのでは」と話した。