「ゆめぴりか」 今年の出来は? 日胆7農協でコンテスト

「ゆめぴりか」 今年の出来は? 日胆7農協でコンテスト
「ゆめぴりか」の食味を審査したコンテスト

 胆振・日高で生産された米「ゆめぴりか」の食味を審査するコンテストが12日、苫小牧市の日胆農業会館で開かれた。日胆7農業協同組合が出品し、全道コンテスト(21日、札幌市)の代表となる地区金賞にJA門別(日高町)を選んだ。

   日胆地区「ゆめぴりか」生産販売プロジェクト(松田伯明会長)が主催。ゆめぴりかのブランド力や品質を向上しようと、2015年度からコンテストを開いている。産地の生産ロット量に応じて部門を分け、正式出品に4組合、参考出品に3組合がエントリーした。

   審査は農業関係者や米穀店代表、飲食店経営者、インフルエンサーら7人で行った。全道コンテストと同じ炊飯器で炊いた米を、各産地名を伏せた状態で食べ、味や粘りなどの食感、つや、白さなどを総合的に評価した。

   金賞に輝いたJA門別の森永直幸・門別町産米改良協会会長は「農家の努力で素晴らしい米ができ、評価され大変うれしい」と笑顔。日胆地区米麦改良協会の長門宏市副会長は「非常に小差で審査が大変だったと思うが、産地それぞれが研さんを積み重ねてきた結果」と評価していた。