世代を超え腕前競う 苫小牧市民交流囲碁大会

世代を超え腕前競う 苫小牧市民交流囲碁大会
熱戦を繰り広げる参加者

 苫小牧市民交流囲碁大会が10日、市文化会館で開かれた。第76回市民文化祭の一環で、日本棋院苫小牧市支部(加藤佳紀支部長)が運営。小学生から高齢者までの囲碁愛好家58人が参加し、腕前を競い合った。

   対局は10級から8段までの段級位ごとにAからFまでの6グループに分かれ、参加者はそれぞれ4回、熱い対局を繰り広げた。終了後の感想戦でも碁盤を見詰めながら、それぞれの打ち手を振り返っていた。

   家族の影響で囲碁を始めたという明野小学校5年生の山本詩夕さん(11)は「知らない人と対局できて、楽しかった」と笑顔。加藤支部長は「囲碁好きの市民が楽しんで、世代を超えた交流の場になっている」と話した。

   ブロック全勝者6人には表彰状と商品券が贈られた。全勝者は次の通り。

   ▽Aブロック 加藤佳紀八段▽Cブロック 吉村雄二四段▽Dブロック 横山隆夫四段、畠山輝男三段▽Eブロック 千石秀昭一級▽Fブロック 青陽哲成七級